日本語の普通形と辞書形の違いを紹介します。
基本的な部分ですが、案外盲点になりやすい気がします。
普通形と辞書形
普通形
普通形は、丁寧形の反対の形のことで、親しい友人や家族の会話などで使います。
たとえば「食べる」という動詞で見ると、「食べる」が普通形で、丁寧形は「食べます」です。
- 食べる=普通形
- 食べます=丁寧形
*ちなみに「普通体」は普通形を用いて話したり書いたりする文体のことです。
辞書形
辞書形は動詞の基本的な4つの形の一つです。4つの形には「辞書形」「ない形」「た形」「て形」があります。
そして、辞書形は辞書にある形(原形)で、最後が「u」で終わります。「食べる」という動詞で言うと、「食べる」が辞書形です。
- 食べる=辞書形
- 食べない=ない形
- 食べた=た形
- 食べて=て形
まとめ
普通形は丁寧形の反対の形のことで、親しい友人や家族との会話で使います。一方、辞書形は動詞の基本的な4つの形の一つです。
- 普通形は丁寧形(ます形)に対する普通の形
- 辞書形は辞書にある形(原形)で、最後が「u」で終わる