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陳述の副詞とは

陳述(ちんじゅつ)の副詞は、あとにくる言葉と呼応して、話し手の態度や気持ちを表す副詞のひとつです。呼応の副詞とも言われます。 たとえば、「決して」は後に「~ない」と呼応して用いられます。 陳述の副詞の例 けっして~ない(否定) 値段は決して...
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撥音(はつおん)とは? 意味や使い方

撥音(はつおん)とはひらがなの「ん」、カタカナの「ン」のことです。「はねる音」とも言います。 発音は鼻音(鼻を通して発音する)です。 撥音の音は常に同じではなく、後ろに来る子音によって変わるのが特徴です。 マ行音・パ行音・バ行音→(両唇鼻音...
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【日本語】単純語とは

単純語とは、それ以上に分けられない単語のことです。 たとえば、「朝日」は「朝」と「日」に分けられます。 しかし、「朝」と「日」はそれ以上分けられません。 そのため、単純語は「朝」と「日」です。 単純語の例 朝 日 山 川 父 母 雨 手 男...
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上田万年の「P音考」とは

P音考は、帝国大学で博言学の講座を担当した上田万年が唱えた学説です。 1898年に「帝国文学」に発表したもので、国語のハ行の頭子音がかつては両唇破裂音の無声子音 p であったことを論じました。 簡単に言うと、現代の「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」の発...
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宣言的記憶

宣言的記憶は、その内容をイメージできたり、言葉にできたりする記憶です。 陳述記憶とも言います。 英語では「Explicit memory」または「Declarative memory」です。 私たちが一般的に記憶という場合、この宣言的記憶を...
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「走る」は自動詞。他動詞は「走らす」

日本語の「走る」は自動詞です。 例:廊下を走る 自動詞走るの後の「を(廊下を)」は「移動する場所」を示します。 走るの他動詞 走るの他動詞は「走らす」です。 例:筆を走らす 他動詞走らすの後の「を(筆を)」は「動作の対象」を示します。
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旅行するの助詞

旅行するの助詞は「を」「に」「へ」があります。 日本を旅行する 日本に旅行する 日本へ旅行する 日本を旅行する 日本のいろいろな場所(東京や大阪、北海道など)に行くという意味があります。 これが一番自然な言い方です。 日本に旅行する 「に」...
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マヨネーズの語種は?

マヨネーズは普段から使う日常的な言葉ですが、日本語教育における「語種」では何になるのでしょうか? マヨネーズの語種を紹介します。 語種とは まず、語種には和語、漢語、外来語、混種語があります。 以下の記事が参考になります。 マヨネーズは外来...
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日本語の「使役」のまとめ

日本語の使役文を紹介します。 使役文は、強制などの意味を持つ文です。 使役文の作り方 第1グループの動詞のない形に「せる」、第2グループの動詞のない形に「させる」をつけます。 第3グループの動詞は「させる」「来させる」にします。 (教科書の...
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日本語のアスペクトとは?

アスペクトは、出来事の段階を表します。 出来事が「開始・継続・完了」のどの段階にあるかを表します。 アスペクトの表現は複数あります。 アスペクトの例 開始 出来事の開始のアスペクト表現 ~るところだ 例:電車に乗るところです。 ~はじめる ...