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助詞の「に」と「で」の違い

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助詞の「に」と「で」の違い

日本語の助詞「」と「」の違いを紹介します。

特に方向・場所の用法が似ているので、注意が必要です。

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助詞「に」の用法

1.「移動する方向」

移動する方向 を示します。

特に、「来ます」「行きます」「帰ります」という動詞と一緒によく使われます。

移動する方向「来ます」「行きます」「帰ります」

  • 学校 来ます
  • 仕事 行きます
  • 帰ります

助詞の「へ」も「に」と同じように、移動する方向を意味します。そのため、基本的にどちらを使っても問題ないようです。

  • 会社行く= 会社行く

ただし、「へ」は「方向」を強調するのに対し、「に」は「到着点」や「目的」を強調する意味があるようです。

方向を表す「に」と「へ」|NHK放送文化研究所
世界に類を見ない、放送局が運営する総合的な放送研究機関

「明日、東京へ行く」と「明日、東京に行く」では、意味を伝えるうえでは、どちらを使っても支障はありません。しかし、「へ」を使った前者は「方向としての東京」を示すのに対して、「に」を使った後者には、「ほかのどこでもない、東京」という到着点が強調されるニュアンスがあります。

  • へ=移動の方向
  • に=移動の到着点

2.「時間を示す」

時間 を示します。時間の後に置かれます。

時間

  • 8時 学校に行きます。
  • 何時 家に帰りましたか。
  • 土曜日 帰ります。

3.「持続行為の行われる場所」

持続行為の行われる場所 を示します。持続行為の行われる場所の後に置かれます。

特に、「座ります」「乗ります」「居ます」という動詞と一緒によく使われます。

持続行為の行われる場所「座ります」「乗ります」「居ます」

  • 椅子 座ります
  • 電車 乗ります
  • 居ます
  • 風呂 入ります

4.「間接目的語」

間接目的語の後にも置かれます。

直接目的語は助詞の「を」、間接目的語は「に」を取ります。

間接目的語

  • 太郎が 花子 みかんをあげた。
  • 彼は 餌をやった。

 

以上が「に」の用法です。次に「で」の用法を紹介します。

助詞「で」の用法

1.「活動の場所」

活動場所 を示します。活動場所の後に置かれます。

活動場所

  • 六本木 映画を見ます。
  • ラーメン屋 つけめんを食べました。
  • ジム 運動をします。
  • 学校 運動会があります。

2.「手段・方法・材料」

手段・方法・材料 を示します。手段・方法・材料の後に置かれます。

手段・方法・材料

  • 飛行機 行きます。
  • 手紙を書きます。
  • 英語 話します。
  • 小麦粉 うどんを作ります。

3.「原因」

原因 を表します。原因の後に置かれます。

原因

  • 風邪 休みます。
  • 事故 入院します。
  • 地震 家が壊れました。

まとめ

「に」

  1. 移動する方向(「来ます」「行きます」「帰ります」)
  2. 時間
  3. 持続行為の行われる場所(「座ります」「乗ります」「居ます」)
  4. 間接目的語

「で」

  1. 活動場所
  2. 手段・方法・材料
  3. 原因

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コメント

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