宣言的記憶は、その内容をイメージできたり、言葉にできたりする記憶です。
陳述記憶とも言います。
英語では「Explicit memory」または「Declarative memory」です。
私たちが一般的に記憶という場合、この宣言的記憶を指していることが多いです。
宣言的記憶は、さらにエピソード記憶と意味記憶に分かれます。
エピソード記憶
個人が経験した出来事に関する記憶です。
たとえば、昨日の夕食に何を食べたか、などです。
意味記憶
意味記憶は知識のことです。
たとえば、「apple」という英単語が意味するもの(赤い、果物の一種など)の記憶です。
手続き的記憶
また、宣言的記憶と対になるのが「手続き的記憶」です。非陳述的記憶とも言います。
この記憶は、言葉にして説明するのが難しい記憶です。
たとえば、自転車の乗ることです。多くの人は、自転車に乗る方法を説明するのが難しいですが、説明できなくても乗ることができます。
ほかにはパズルの解き方などもあります。
まとめ
- 宣言的記憶は、その内容をイメージできたり、言葉にできたりする記憶
- 宣言的記憶は、さらにエピソード記憶と意味記憶に分かれる
- 手続き的記憶は、言葉で説明するのが難しい記憶。自転車に乗る方法など