「彼は夜ごはんを食べている」は動作の進行状態を表します。
- 彼は夜ごはんを 食べて いる。→動作の進行状態
このように、日本語では「動詞のて形+いる」で動作の進行状態を表します。
しかし、中には動詞のて形+いるで動作の進行状態にならない動詞もあります。
たとえば、「死んでいる」は「死ぬのて形+いる」ですが、動作の進行ではなく動作の結果の状態を表します。
- 動物が 死んで いる。→動作の結果の状態
そこで、「動詞のて形+いる」で動作の進行状態にならない(動作の結果の状態を表す)動詞を紹介します。
動作の進行状態にならない動詞(動作の結果の状態)
これらの、「動詞のて形+いる」で動作の進行状態ではなく結果の状態を表す動詞は、以下です。
死ぬ
- 動物が 死んで いる。
落ちる
- リンゴが 落ちて いる。
終わる
- 授業は 終わって いる。
始まる
- 授業は 始まって いる。
咲く
- 花が 咲いて いる。
つく
- 電気が ついて いる。
など
動作の進行状態にならない動詞は「瞬間動詞」
ちなみに、これらの動詞は「瞬間動詞」です。
瞬間動詞に関しては以下の記事が参考になります。
日本語の継続動詞と瞬間動詞とは?
日本語の動詞に「継続動詞(けいぞくどうし)」と「瞬間動詞(しゅんかんどうし)」があります。この2つの動詞の特徴と違いを紹介します。「継続動詞」継続動詞は「動作が終わるのに時間のかかる」動詞です。継続動詞のて形に「いる」をつけると「動作の進行...