最近、日本語学校が急増しており、トラブルが発生しているようです。
また、それに合わせるように、日本語教師養成講座でのトラブルも発生しています。
簡単に言うと、通学の養成講座を終えたのに、日本語教師として働けないというトラブルです。

以前は短大卒以上で420時間の養成講座を修了すれば教壇に立てていた日本語教師の業界は、教師として採用する人の基準を厳しくした。難関の日本語教育能力検定試験に合格するか、大学で日本語教育コース修了と同等以上の履修歴が求められるようになったのだ。ところが、数年前の基準で働いていた人の体験談をそのままみせて、基準が変更されていることを黙ったまま、新規の養成講座受講生を集めている学校が少なくない。
日本語学校数が急増することで、国による設置基準が徐々に厳しくなっています。それに伴い、日本語教師の採用条件が厳しくなり、養成講座を修了しただけではすぐに仕事に就けないことが増えているようです。
最近の日本語教師業界では、(1)日本語教育能力検定試験に合格か、(2)大学で日本語教育コース修了と同等以上の履修歴のどちらかが求められるようになっているからです。
また2017年度の改正で、法務省の告示校で働く場合は、420時間の養成講座修了に加えて、4大卒の学歴(学士)が必要になりました。
そのため、養成講座を修了しても、4大卒でない人は日本語教師として働く資格がありません。
50万~60万円もの高いお金を払って通学の養成講座を終了しても、日本語教師として働けない可能性があるのです。
おすすめは日本語教育能力検定試験の通信講座
そのため、個人的におすすめなのは、通信講座を利用して日本語教育能力検定試験に合格する方法です。
日本語教育能力検定試験に合格しさえすれば、学歴などに関係なく、すぐに日本語教師として働くことができます。さらに、今後国家資格となる可能性もあります。
ただし、試験は年一回しかなく、合格率は20%と難しい試験です。そのため、できるだけ早く確実に合格するために通信講座を利用するのをおすすめします。
通信講座は複数ありますが、中でもアルクの「<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」がおすすめです。
アルクの講座を修了した人の合格率は66.3%で、平均の2.8倍と非常に高い合格率です。こちらの講座を利用すれば、合格できる確率がかなり高まります。
また、通信講座であれば受講料は約10万円で済みますので、通学講座よりも圧倒的にお得です。
さらに、通信講座では日本語教育能力検定試験の対策に加えて、日本語教師として現場で教える技術も身につけることができます。