PR

音声矯正に有効な「VT法(ヴェルボ・トナル法)」とは?

日本語教育能力検定の参考書に「VT法(verbo tonal system/ ヴェルボ・トナル法)」が出てきます。

音声矯正に有効な指導法です。そこで、VT法を紹介します。

スポンサーリンク

VT法(ヴェルボ・トナル法)の概要

言語を習得する際に、言葉の持つリズムやイントネーションを大切にして、聴覚以外の視覚・触覚などの感覚を活用する発音指導法です。ザグレブ大学のペタル・グベリナ教授が提唱しました。

そして、これは言調聴覚論に基づいています。言調聴覚論は以下のような理論です。

人間の脳が音声言語をどのように聴き取り、生成するのかといった聴覚の機能とその原理、またそこに存在する法則性は何か、などについて述べた言語理論

言調聴覚論とは

音声は、聴覚器官で聴き取り、調音器官で生成されるだけではありません。同時に身体全体(骨、腱、筋肉、皮膚)が楽器のように振動します。その振動が身体各部分を通して聴覚器官に伝達され、音声として認識されるのです。すなわち、身体全体が重要な役割を果たしているわけです。

言調聴覚論とは

簡単に言うと、発音を習得する際に、体を動かしながら覚えるということだと思います。

*ちなみに、日本語教育能力検定試験の参考書ではVT法を「Verbo-Tonal System」と書いていますが、これは「言調聴覚論」の意味で、VT法の訳としては「Verbo-Tonal Method」のほうが近いと思われます。

VT法(ヴェルボ・トナル法)の方法

身体を緊張・弛緩させることで発音を矯正したり、体を使ったリズム運動によってイントネーションを矯正したりします。

具体的な実践例は以下の動画がわかりやすいです。


日本語教育能力検定試験 聴解・音声特訓プログラム

日本語教員試験・日本語教育能力検定試験対策におすすめの通信講座
アガルート【日本語教員試験・日本語教育能力検定試験】2025年合格目標|合格総合講義(合格なら全額返金)

日本語教員試験・日本語教育能力検定試験の両方に対応した通信講座です。

日本語教員能力検定試験の勉強をベースに日本語教員試験の合格を可能にする講座設計になっており、W合格を目指せます。

10月に日本語教育能力検定試験で実力を試し、11月に日本語教員試験に臨むことがおすすめです。

また、合格した場合は、費用の全額返金+お祝い金1万円のキャンペーンも実施中です。

NAFL 日本語教員試験対策セット

「NAFL日本語教員試験対策セット」は、8万人が受講したアルクの「NAFL日本語教師養成プログラム」の教材と、日本語教員試験の対策に役立つ書籍2冊を合わせたセット型教材です。

オンライン勉強会も全6回開催予定(記録映像の視聴も可能)。勉強を進めるのに役立つ動画13本も付いています。

教師として必要とされる基礎的な教養をテキスト24冊で身に付け、日本語教員試験合格に必要な力を、対策テキストや勉強会で養うことができます。

【ユーキャン】日本語教師養成講座

資格講座の老舗ユーキャンによる日本語教師養成講座です。

「日本語教育能力検定試験」の合格がムリなく目指せるカリキュラムが用意されています。

費用は約5万円台と、リーズナブルな費用で検定合格が狙えるコスパの高い講座です。

言語と教育
スポンサーリンク



タイトルとURLをコピーしました