「多い」「遠い」「近い」はイ形容詞ですが、直接名詞を修飾する連体詞の形ではあまり使われません。
代わりに「の」をつけて、「多くの」、「近くの」、「遠くの」という形にします。
「多い」「遠い」「近い」
→「多く の」、「近く の」、「遠く の」
例:
× 多い人に来てほしい。
→〇 多くの人に来てほしい。
× 近いスーパーへ買い物に行く。
→〇 近くのスーパーへ買い物に行く。
× 遠い町に行く
→〇 遠くの町に行く
名詞+格助詞+「多い」「遠い」「近い」はOK
ただし、名詞 + 格助詞(が、の、に、から、よりなど)+「多い」「遠い」「近い」の形では、直接名詞を修飾できます。
駅 から 遠い 家を買って後悔した。
日本 に 多い 名字は佐藤です。
家 から 近い 職場で働く。