語彙の体系性/位相まとめ




日本語教育能力検定試験によく出題される、語彙の体系性/位相を紹介します。

「語彙の体系性」

語彙の中でも、「親族名称」「指示詞」「オノマトぺ(擬音語・擬態語)」は、体系的な構造があります。

「親族名称」

  • 祖父/祖母
  • 父/母
  • おじ/おば
  • 弟/妹

「指示詞」

「こ/そ/あ」を縦軸、「~れ/~の/~ちら」などを横軸にして、まとめることができます。

「オノマトペ」

*オノマトペとは、「擬音語」「擬声語」「擬態語」のこと。「音」や「様子」を文字に移し替えたもので、日本語には特に多い。「キラキラ」「ワクワク」など。

たとえば、「ころ」を基にして「ころころ」「ころっ」「ころり」や、「くら」を基にして「くらくら」「くらっ」「くらり」などにまとめられます。

「位相」

「所属集団」や「場面」「地域」などによって、「違う言葉」「違う言い方」をすることがある。この現象を位相と呼びます。

特別な集団によって使われる語を「位相語」と呼びます。

例:幼児語、若者語、専門語

歴史的に有名なのは、「女房詞(にょうぼうことば)」や「武士詞(ぶしことば)」です。

「女房詞(にょうぼうことば)」

室町時代初期から宮中に仕えていた女房たちが使っていた一種の隠語のようなものです。食べ物や体に関するものが多いです。

  • おなか
  • おひや
  • おかず

以下の記事も参考になります。

試験に時々出る「女房詞(にょうぼうことば)」のまとめです。 「女房詞」とは、室町時代に宮中に仕えた女房たちが使った隠語的な言葉です。そ...

「武士詞(ぶしことば)」

武士階級を中心に用いられた語彙・語法・音韻などです。

  • 開く(退却する)
  • 幕をうつ
  • それがし


改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための用語集

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