フィラー(filler)は、「あのー」「えーっと」など、会話などの合間に挟み込まれる言葉のことです。
もともとは、「詰め物」「充填剤」などの意味を持つ英単語です。
私たちも普段よく使っていますね。
パラ言語
フィラーはパラ言語(paralanguage)の一つです。
パラ言語は、ボディランゲージ、ジェスチャー、顔の表情、声の強弱など、口頭でのコミュニケーションのことです。
パラ言語学(paralinguistics)は、このパラ言語について研究する学問です。
ちなみに、パラ(para)は「補助的な、副次的な」という意味です。
日本語のフィラーの例
日本語のフィラーの例を紹介します。
「あのー」
これから話を始めるという合図を意味します。
「え―と」
適切な言葉を探しているという意味です。
ちなみに、こちらのサイトによると、日本語で一番多く使われるフィラーは「えー」です。
フィラーは会話を円滑にする
フィラーは会話を円滑にする機能があり、コミュニケーション・ストラテジーと深く関係しています。
そのため、近年ではパラ言語の重要性が指摘され、使用法が教えられるようになってきています。
まとめ
- フィラー(filler)は、「あのー」「えーっと」など、会話などの合間に挟み込まれる言葉のこと。フィラーはパラ言語(paralanguage)の一つ
- パラ言語は、ボディランゲージ、ジェスチャー、顔の表情、声の強弱など、口頭でのコミュニケーションのこと
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