2017年度の日本語教育能力検定試験に合格しました。
正直、試験の出来があまりよくなかったので不合格だと思っていました。
しかし、合格証書が届いてびっくりしました。
初受験で独学だったので、信じられない気持ちです。
使ったテキストは2つ
使ったテキストは『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』と、『平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験問題』などの4年分の試験の過去問題です。
この2つを繰り返し勉強すれば、独学でも合格できると思います。
特に、試験の過去問題が重要です。私は問題を丸ごと覚える感覚で、過去問を繰り返し勉強しました。これがよかったのかもしれません。
過去問については、以下の記事も参考になります。
勉強法
1.日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイドを覚える
最初に、『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』で基本的な知識を身につけます。
私は内容をノートにまとめたり、音読したり、Ankiというソフトに入力して覚えました。
次に、この本にある問題を解きます。人によっては、先に問題を解いてそれからわからないところをチェックするほうが頭に定着しやすいかもしれません。
ただし、問題は基本的なものが多いので、これだけでは実際の試験には対応できません。
ちなみに『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』は、一番新しいバージョン(現在は5版)で勉強するのがおすすめです。
2.過去問を何度も解く
その次に、過去問を解きます。過去問は最新のものからやるのがおすすめです。
4年分くらいの過去問を、何回も解きます。重要なのは、1回だけでなく、何回も繰り返し解くことです。試験直前に1回だけ解く人もいると思いますが、それだとあまり勉強にならないと思います。
問題と答えを丸暗記するくらい繰り返すのが理想です。
ただし、過去問には解説が一切ないので、わからないところはネットや別の参考書などで調べる必要があります。
暗記には「Anki」がおすすめ
私は過去問の問題と答えを、暗記ソフトの「Anki」に入力して覚えました。
Ankiは、暗記カードをデジタル化したもので、無料のソフトです。
たとえば、カードの表に過去の試験の問題、カードの裏にその答えを入力して覚えます。
忘却曲線に基づき、最適な復習のタイミングで覚えられるので、効率的に暗記ができます。紙のものに比べてかさばることもありませんし、スマホに入れておけばどこでも勉強ができます。
私は家のパソコンからデータを入力し、それをスマホに同期させ、移動中の電車の中などで細目に覚えました。これをひたすら繰り返し行います。
人によってはつい不安になってしまい、いろいろな参考書に手を出してしまう人もいるかもしれません。しかし、1つの参考書を繰り返し勉強するほうが効果的だと思います。
時間も重要
また、当たり前ですが、勉強する時間を確保するのが大切だと思います。
私は試験数か月前から毎日必ず数時間勉強するようにしました。
社会人の人は忙しくてなかなか難しいかと思いますが、合格するためには時間をどれだけかけたかも重要だと思います。
通信講座もおすすめ
また、勉強する時間があまり取れない人や、確実に合格がしたい人は通信講座がおすすめです。
最近ではアガルートアカデミーの【日本語教育能力検定試験】2024年合格目標|合格総合講義など、税込みで5万円台のリーズナブルな通信講座がありますので、以前より利用しやすくなっています。
通信講座を比較した記事もあります。
まとめ
最後にもう一度勉強法などをまとめておきます。
- 『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』を使って基本的な知識を覚える
- 『試験の過去問』を繰り返し勉強する
- Ankiなどのソフトを使うと効率的に覚えられる
- 時間が取れない人や、確実に合格したい人は、通信講座がおすすめ
また、「気になる
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