日本語教育能力検定試験の試験Ⅱには「聴解試験」があります。
個人的に、この聴解試験は点数が取りやすいと思います。なぜなら、似たような問題が毎年出題されているからです。
そのため、過去問を勉強してパターンを覚えれば、新しい問題が出てきても対応できます。
勉強方法
繰り返し解く
私は「日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版」と「平成28年度 日本語教育能力検定試験 試験問題」などの過去の試験の聴解問題を4~5回解きました。
勉強は基本的にこれだけです。
どちらも音声付きの聴解問題がありますので、これを繰り返し解きます。
問題を何度も解くとパターンがわかってきます。
耳を慣らす
特に、最初のアクセントの問題は何度も聴いて耳を慣らします。
最初は慣れませんが、何度も繰り返せば特徴がわかってきます。
アクセントの問題は似たようなものが何度も出てくるので、一度慣れてしまえば確実に点数が取れます。
これは以下の記事も参考になります。
子音、母音、声帯振動、調音点、調音法、音声記号、口腔断面図を覚える
ほかに、子音、母音、声帯振動、調音点、調音法、音声記号、口腔断面図は必ず覚える必要があります。これがわからなければ聴解問題は解けないと思います。逆にこれをマスターすれば確実に点数が取れます。
これは以下の記事も参考になります。
最初はなかなかとっつきにくいかもしれませんが、いったん覚えてしまえばそれほど難しいものではないと思います。
日本語教育能力検定試験は試験範囲が広く、予想もつかない問題が出ることもありますが、聴解問題は範囲も限られており対策がしやすいと思います。
聴解問題で確実に点数が取れれば、他の問題がダメでもなんとかなるかもしれません。
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