日本語教育能力検定試験には記述式問題があります。
この記述式問題の対策はどうすればよいのでしょうか?
私が実際に勉強した経験から紹介します。
記述試験の概要
記述試験があるのは試験Ⅲです。試験Ⅲは試験の一番最後のパートです。
配点は20点です。原稿用紙に手書きし、文字数は400字程度(最大420字)です。
記述試験にかけられる時間は20~30分程度です。
1.「日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド」で勉強する
「日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド」には、解説付きの記述式問題があります。まずはこちらをやることをおすすめします。
ただし、問題数が少ないので、これだけでは不十分です。
日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版
2.「過去問をやる」
次に、過去問の記述式問題をやります。
私は全部で5年分をやりました。
問題をやるときは、実際の解答用紙に書くことをおすすめします。過去問には解答用紙もついているので、コピーして書きましょう。
そうすれば本番と同じようになりますし、おおよその文字数なども把握できます。
3.「模範解答を書いて覚える」
過去問には記述式問題の模範解答があります。
これを解答用紙にそのまま書いて覚えます。そうすれば正しい解答の形式や内容がわかります。身体に覚えさせる感覚です。
ただし、過去問には解説がないので、解説はネットなどで調べましょう。
記述式対策の問題集
記述式対策用の問題集があるので、記述式問題が苦手な人はこちらもおすすめです。
改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40
記述式に時間をかけすぎるのも非効率的かも・・・
ただし、記述式問題は配点も限られているので、対策に時間をかけすぎるのは非効率にも思えます。
とりあえず、最低限の点数を確保できれば良いという心構えのほうが現実的かもしれません。
通信講座もおすすめ
記述式問題が苦手な人は「<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」」がおすすめです。
この講座を受講すると、経験豊富な専任スタッフの丁寧な添削が受けられます。2問の記述式問題に合格するまで、しっかりとしたサポートがあります。
独学だと添削は受けられないので、記述式問題が苦手な人には特におすすめです。
また、ほかにも様々なサポートあり、この講座を修了した人の合格率は66.3%です。どうしても合格したい人は受講してみてはいかがでしょうか。
また、現在は「【2020/3/23まで3%OFF】「日本語教育能力検定試験 合格パック2020」」も期間限定で販売されています。(終了しました)