試験まとめ

言語一般

「取り立て」のまとめ

「取り立て助詞」は、文中のある語句を際立たせたり、それ以外のものを暗示させる効果があります。 たとえば、「野菜 も 食べる」と取り立て助詞の「も」を使うと、野菜だけでなく、野菜以外のもの(肉など)も食べる意味になります。 野菜 を 食べる(...
言語一般

移動・通過と出発・分離の助詞「を」の意味と使い方

助詞「を」は、移動・通過と出発・分離の意味があります。移動・通過と出発・分離を意味する動詞と一緒に使われます。 移動・通過の「を」 移動・通過の「を」は、場所を移動または通過する意味があります。移動・通過する「場所」が前に来ます。 移動・通...
言語一般

「て+いる」で動作の進行状態にならない動詞(動作の結果の状態を表す)

「彼は夜ごはんを食べている」は動作の進行状態を表します。 彼は夜ごはんを 食べて いる。→動作の進行状態 このように、日本語では「動詞のて形+いる」で動作の進行状態を表します。 しかし、中には動詞のて形+いるで動作の進行状態にならない動詞も...
音声・聴解

日本語のアクセント、イントネーション、プロミネンスとは?

日本語のアクセント、イントネーション、プロミネンスを紹介します。 日本語のアクセント 日本語のアクセントは、拍(仮名一文字)ごとに「高」「低」でアクセントをつけることです。たとえば、日本語の「雨」と「飴」は、拍につける高低の違いで意味が異な...
言語一般

第2グループ動詞の例外の動詞は?

第2グループ動詞は、辞書形 + -iru、-eru になる動詞です。 「見る」、「食べる」などが代表的です。 しかし、この第2グループ動詞には例外があります。辞書形+-iru、-eruの形でも、第1グループの動詞に属する動詞があるのです。 ...
言語一般

形容詞の普通形

形容詞の普通形を紹介します。 形容詞の普通形は4つあります。(1)現在形の肯定、(2)現在形の否定、(3)過去形の肯定、(4)過去形の否定の4つです。 イ形容詞の普通形 例:暑い 暑 い(現在形の肯定) 暑 くない(現在形の否定) 暑 かっ...
言語一般

「と」と「に」の違いは?

「友だち と 会う」と「友だち に 会う」は、「と」と「に」の両方が使えます。 しかし、「友だち と けんかする」は言えても、「友だち に けんかする」とは言えません。 それでは、「と」と「に」の違いは何でしょうか? と=相互的な動作、に=...
言語一般

日本語の相互動詞とは?

相互動詞は、相手がいなければ成立しない動詞です。 たとえば、「結婚する」には相手が必要ですね。1人だけでは結婚ができません。そのため、結婚するは相互動詞です。 ほかに、「けんかする」にも相手が必要です。1人だけではけんかができません。そのた...
言語一般

ハ行転呼とは?

現代の私たちが「川(かは)」を声に出すと、発音は「カワ」です。ハ行音をワ行音で発音します。しかし、もともとはハ行音をワ行音では発音しませんでした。 このように、ハ行音をワ行音で発音する(「カハ」→「カワ」)音の変化をハ行転呼(はぎょうてんこ...
言語一般

「だけ」と「ばかり」の違いは?

「だけ」と「ばかり」の違いを紹介します。 ばかり=多い ばかりは「多い」ことに重点を置く取り立て表現です。 量や回数などが多いという話し手の気持ちを表します。 弟は毎日ゲーム ばかり して、勉強しない。(ゲームをする回数が多い) 父は毎日酒...