厚生労働省によると、日本で働く外国人労働者数は127万8670人で、過去最高となったそうです(2017年10月末時点)。
「過去」というのがどの時点からなのかわかりませんが、少なくともここ数十年で一番外国人労働者がいるということだと思います。
ちなみに去年(2016年)の外国人労働者数は108万3769人です。1年で約20万人増加したようです。
これは、高度人材や留学生の受入れ、技能実習制度の活用が原因だそうです。
厚生労働省は1月26日、外国人労働者数が127万8670人、外国人を雇っている事業所数が19万4595か所(2017年10月末時点)となり、いずれも過去最高を更新したと発表した。背景には、高度人材や留学生の受入れ、技能実習制度の活用があるという。
ただし、「労働者」とありますが、この中にはアルバイトの留学生や技能実習生も含まれますから、本当の意味での労働者と言えるかどうかはわかりません。
国籍別では中国が一番多いようです。その次がベトナム、フィリピンとなります。
特に、ここ数年はベトナム人労働者が急速に増えているようです。
確か2017年の日本語教育能力試験の問題でも、ベトナムに関連する問題が出題されていたと思います。
国籍別にみると、中国が37万2263人で最も多く、外国人労働者全体の29.1%を占めている。次いで、ベトナム24万259人、フィリピン14万6798人、ブラジル11万7299人の順となっている。特にベトナムについては、前年同期と比べ39.7%も増加している。
日本で働く外国人と言うと、イメージ的には中国人を思い浮かべることが多いですが、もしかしたら今後はそのイメージも変わってくるのかもしれません。
何にせよ、外国人が増えているということは、今後日本語教師の仕事も増えていくということかもしれません。