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日本語の受身文の種類

日本語教育能力試験にも出題される、日本語の受け身文の種類を紹介します。

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1.「直接受身文」

能動文の主語の行為などに影響を受ける、人や物が主語になります

目的語が主語になる文のことですね。

例:

能動文:山田が田中(目的語)を殴った。

直接受身文:田中(主語)が山田に殴られた。

能動文:泥棒が窓(目的語)を割った。

直接受け身文:窓(主語)が泥棒に割られた。

2.「間接受身文」

能動文の主語の行為などに、間接的に影響を受ける人が主語になります。この影響を受ける人は能動文には含まれないので注意が必要です。

また、この場合はマイナスの影響を受けることが多いので、迷惑受身文とも呼ばれます。

自動詞と他動詞の両方が使えます。

例:

能動文:妹がアイスを全部食べた。

間接受身文:私は妹にアイスを全部食べられた

3.「持ち主の受身文」

自分の所有する物や身体の一部が影響を受ける文です。他動詞しか使えません。

例:

 

能動文:隣の人が私の足を踏んだ。

持ち主の受身文:私は隣の人に足を踏まれた。

能動文:泥棒が私のパソコンを盗んだ。

持ち主の受身文:私は泥棒にパソコンを盗まれた。

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