日本語教育能力試験によく出る、異文化シュミレーションのまとめです。
日本語教師は外国人を相手にするので、異文化コミュニケーションが重要です。
実際に経験する機会はないかもしれませんが、知識として知っておくといいかもしれません。
1.「バーンガ(barnga)」
トランプを使った異文化トレーニングゲームです。トランプのページワンがベースです。
グループでゲームのルールが異なったり、会話が禁止だったりと、コミュニケーションの縛りがあります。
参加者と別にファシリテーターがいることがポイントです。
- トランプ
- ファシリテーター
以下の記事も参考になります。
2.「バファバファ(Bafa-Bafa)」
参加者は、A国とB国の2つの国に分かれます。2つの国は文化も価値観も異なります。お互いが相手国を訪問することで、異文化トレーニングを行います。
私も以前参加したことがありますが、とても面白くて勉強になるのでおすすめです。
ちなみに、このゲームが生まれたきっかけは、アメリカの海兵が休暇中に外国(日本など)の港でトラブルを起こさないようにするためだったようです。
“Around 1971, the U.S. Navy became very concerned about the behavior of American Sailors on leave in foreign ports, specifically Greece and Japan, and determined to do something to avoid incidents that were threatening relations between the United States and its allies.
3.「エコトノス(Ecotonos)」
バファバファのグループを3つに分けて行う異文化トレーニングです。
内容はバファバファと似ていますが、グループの数が違う(3つ)のがポイントでしょうか。
以下の記事が参考になります。
4.「アルバトロス(Albatross)」
架空の国「アルバトロス」を設定し、異文化トレーニングを行います。アルバトロスの文化は「女尊男卑」で、女性は男性よりも地位が高いのが特徴です。