言語と教育

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フォーカス・オン・ミーニング、フォーカス・オン・フォームズ、フォーカス・オン・フォームの違いは?

タスク中心の教授法で、「フォーカス・オン・ミーニング」と「フォーカス・オン・フォームズ」と「フォーカス・オン・フォーム」が出てきます。どれも似ているので「なんじゃこれは・・・?」と混乱してしまいます。特に、「フォーカス・オン・フォームズ」と...
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日本語教育能力検定試験の「外国語教授法」のまとめ

日本語教育能力検定試験では、たくさんの外国語教授法が出題されます。たくさんあるので混乱してしまうことも少なくありません。そこで、外国語教授法をまとめました。1.文法訳読法:19世紀半ば~20世紀半ば文法訳読法は、19世紀半ばから20世紀半に...
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音声矯正に有効な「VT法(ヴェルボ・トナル法)」とは?

日本語教育能力検定の参考書に「VT法(verbo tonal system/ ヴェルボ・トナル法)」が出てきます。音声矯正に有効な指導法です。そこで、VT法を紹介します。VT法(ヴェルボ・トナル法)の概要言語を習得する際に、言葉の持つリズム...
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CEFR(セファール)とは?

CEFR(セファール)は、「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、ヨーロッパ言語共通参照枠のことです。ヨーロッパの外国語教育の学習、評価で共有されるガイドラインを...
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後行シラバスとは?

日本語教育能力検定試験には、「後行シラバス(a posteriori syllabus)」が出てきます。試験対策としては「学習する人の要望を基に毎回の授業の内容を決め、授業が終わった後に全体が見えてくるもの」と覚えておけば良いですが、他の特...
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良いテストの条件-妥当性、信頼性、有用性

日本語教育能力検定試験に出題される、「良いテスト」についてまとめました。主に心理学の概念や用語が用いられているので、やや違和感を感じるところでもあります。良いテストの条件には、妥当性、信頼性、有用性の3つがあります。1妥当性(validit...
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概念・機能シラバスとは?

日本語教育能力検定試験に出る「概念・機能シラバス」を紹介します。概念・機能シラバス(Notional-Functional Syllabus)とは?1971年、イギリスの言語学者ウイルキンス(D.A.Wilkins)は、欧州評議会からコミュ...
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日本語教育能力検定試験にも出る「文法訳読法」とは?

外国語教授法の一つに、文法訳読法(GTM、Grammar–translation method)があります。この文法訳読法を簡単に紹介します。文法訳読法の概要文法訳読法は、ギリシャ語とラテン語を教える古典的な(伝統的)方法から派生した外国語...
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戦後の学習観(行動主義、認知主義、構成主義)

老人と若者では、学校での勉強の仕方や先生の指導方法は違いますよね。学習観は時代によって異なります。そこで、戦後の学習観の変遷を紹介します。行動主義→認知主義→構成主義の順番です。(1)行動主義行動主義(こうどうしゅぎ)は、行動心理学の考え方...
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ポートフォリオ評価とは?

学習者を評価する方法はテストが一般的ですが、それ以外の評価方法もあります。最近広く行われ始めているのが、ポートフォリオ評価です。ポートフォリオ評価とは、テストの点数だけでは評価しきれない能力を正確に評価する方法です。ポートフォリオ評価の方法...