言語一般

言語一般

日本語の格の階層性とは?

日本語の格助詞には、格によって文法的な制限があります。これを格の階層性と言います。格の階層には、強い格と弱い格、中間の格があります。強い格強い格は、ガ格、ヲ格です。強い格の特徴1.話し言葉では格助詞を省略することが多い 私 が 本 を 買っ...
言語一般

助詞の「に」と「へ」の違い

「東京 に 行く」と「東京 へ 行く」はどう違うのでしょうか?そこで、助詞の「に」と「へ」の違いを紹介します。「に=到達点」「に」は到達点、到着点を示します。到達する場所に焦点を当てた表現です。「東京 に 行く」の場合は、他ではない「東京」...
言語一般

日本語の普通形と辞書形の違いは?

日本語の普通形と辞書形の違いを紹介します。基本的な部分ですが、案外盲点になりやすい気がします。普通形と辞書形普通形普通形は、丁寧形の反対の形のことで、親しい友人や家族の会話などで使います。たとえば「食べる」という動詞で見ると、「食べる」が普...
言語一般

日本語の条件「と、ば、たら、なら」の違いは?

日本語の条件の表現に「と、ば、たら、なら」があります。それぞれどう違うのでしょうか?簡単にまとめました。1.「と」動詞 / イ形容詞 = 辞書形 + と例:買う とナ形容詞 / 名詞 + だ + と例:静か だ と1.「反復的、恒常的」な表...
言語一般

「取り立て」のまとめ

「取り立て助詞」は、文中のある語句を際立たせたり、それ以外のものを暗示させる効果があります。たとえば、「野菜 も 食べる」と取り立て助詞の「も」を使うと、野菜だけでなく、野菜以外のもの(肉など)も食べる意味になります。 野菜 を 食べる(野...
言語一般

移動・通過と出発・分離の助詞「を」の意味と使い方

助詞「を」は、移動・通過と出発・分離の意味があります。移動・通過と出発・分離を意味する動詞と一緒に使われます。移動・通過の「を」移動・通過の「を」は、場所を移動または通過する意味があります。移動・通過する「場所」が前に来ます。移動・通過を意...
言語一般

「て+いる」で動作の進行状態にならない動詞(動作の結果の状態を表す)

「彼は夜ごはんを食べている」は動作の進行状態を表します。 彼は夜ごはんを 食べて いる。→動作の進行状態このように、日本語では「動詞のて形+いる」で動作の進行状態を表します。しかし、中には動詞のて形+いるで動作の進行状態にならない動詞もあり...
言語一般

第2グループ動詞の例外の動詞は?

第2グループ動詞は、辞書形 + -iru、-eru になる動詞です。「見る」、「食べる」などが代表的です。しかし、この第2グループ動詞には例外があります。辞書形+-iru、-eruの形でも、第1グループの動詞に属する動詞があるのです。その例...
言語一般

形容詞の普通形

形容詞の普通形を紹介します。形容詞の普通形は4つあります。(1)現在形の肯定、(2)現在形の否定、(3)過去形の肯定、(4)過去形の否定の4つです。イ形容詞の普通形例:暑い 暑 い(現在形の肯定) 暑 くない(現在形の否定) 暑 かった(過...
言語一般

「と」と「に」の違いは?

「友だち と 会う」と「友だち に 会う」は、「と」と「に」の両方が使えます。しかし、「友だち と けんかする」は言えても、「友だち に けんかする」とは言えません。それでは、「と」と「に」の違いは何でしょうか?と=相互的な動作、に=一方的...