試験まとめ

言語と教育

テストの採点のまとめ-後光効果、ラベリング効果、系列効果、中心化傾向、寛容効果、対比誤差

日本語教育能力検定試験に出る「テストの採点」のまとめです。日本語教師になるとテストを採点する機会があります。教師も人間ですので、教師の個人的な感情などが採点に影響することがよくあります。そのため、テストの採点をする際に注意するべき点などを紹...
言語一般

助詞「から」の3つの意味

助詞「から」の3つの意味を紹介します。1.起点(出発点)場所、時間、人の起点を意味します。 東京 から 大阪に行きます。 会議は10時 から 始まります。 その話は田中さん から 聞きました。2.原料原料を意味します。 タイヤは石油 から ...
言語と教育

正統的周辺参加、発達の最近接領域とは?

「正統的周辺参加」と「発達の最近接領域」は、状況的学習論の立場に基づく考え方です。状況的学習論は、学習とは様々な社会的活動に関わることだと考えます。ちょうど1人で机に向かって勉強するというような、個人的な学習観とは正反対です。正統的周辺参加...
言語一般

「ために」と「ように」の違いは?

日本語の「ために」と「ように」は、ともに「目的」を意味します。しかし、2つには違いもあります。そこで、「ために」と「ように」の違いを紹介します。ために接続:動詞の辞書形 / 名詞 の + ために1.意志的な動作「ために」は、意志的な動作に付...
言語一般

音読みと訓読みまとめー音読みの種類、異字同訓、熟字訓

日本語には、音読みと訓読みという2つの読み方があります。たとえば、「山」は音読みでは「サン」、訓読みでは「ヤマ」と読みます。そこで、音読みと訓読みを紹介します。音読み音読みは、中国語の漢字の発音に基づく読み方です。例:「山」=サン、「空」=...
言語一般

「まで」と「までに」の違いは?

「まで」と「までに」の違いを紹介します。まで「まで」は、その時点までずっと~をするということを後半で述べます。例:15日 まで 休むこの場合、「15日」という時点まで、ずっと休んでいるということを後半で述べています。「まで」は、「待つ」「い...
言語一般

ロドリゲス、チェンバレン、ヘボン-日本語研究を行った外国人まとめ

日本語研究を行った外国人を紹介します。1.ジョアン・ロドリゲス(1561年(1562年)~ 1633年)ポルトガル人の宣教師です。1577年に来日し、卓抜な日本語力により通訳として活躍し、秀吉や家康の知遇も受けました。著書として、『日本大文...
言語一般

うなぎ文とは?

日本語の文の「うなぎ文」について紹介します。うなぎ文とは?「うなぎ文」とは、飲食店で注文する際に、「君は何を食べる?」と聞かれ、「僕はうなぎだ」と答える時に用いられる文です。文をそのまま取ると、「僕=うなぎ」という変な意味になりますが、これ...
言語一般

テ形の代表的な機能

テ形の代表的な機能を紹介します。1.継起(順次動作)継起は、動作が相次ぐことです。Aという動作の後に、Bという動作が続いて起きます。「それから」に近い意味です。高校を卒業して専門学校に入った。朝起きて歯を磨いた。2.付帯状況「~しながら」と...
言語と心理

ノン・インターフェイスポジション、インターフェイスポジションとは?

ノン・インターフェイスポジション、インターフェイスポジションを紹介します。ノン・インターフェイスポジションとは?明示的知識と暗示的知識は関係がないという考え方です。明示的知識は、規則を客観的に説明できる知識です。一方、暗示的知識は、説明でき...