hmr

言語一般

日本語教育能力検定試験によく出る「変音現象」まとめ

日本語教育能力検定試験によく出題される、変音現象(へんおんげんしょう)のまとめです。 変音現象は、複合語・合成語を作る時に生じる音の変化です。変音現象にはいくつか種類があるので、以下でそれぞれを紹介します。 1.「連濁(れんだく)」 後ろの...
言語一般

語構成まとめ

語構成には、「狭義の語構成」と「広義の語構成」があります。 最初に狭義の語構成、次に広義の語構成について紹介します。 1.「狭義の語構成」 狭義の語構成には、「単純語」と「合成語」があります。 1.「単純語」 単純語は、単一の成分からできて...
言語一般

語彙の計量のまとめ

語彙の計量は、どのように単位切りを行うかを定め、実際にその単位で区切って数えることです。 延べ語数と異なり語数 延べ語数 延べ語数は、単語の用いられた数の合計です。 異なり語数 異なり語数は、同じ単語が何度用いられていてもこれを一語とし、全...
言語一般

日本語教育能力検定試験によく出る「語彙」のまとめ

語彙とは語の集まりのことです。 たとえば、源氏物語の「語彙」は、源氏物語で使用される言葉の集まり、英検2級の「語彙」は、英検2級で使用される言葉の集まりです。 「理解語彙」と「使用語彙」 語彙には理解語彙(りかいごい)と使用語彙(しようごい...
言語一般

動詞の分類のまとめ

日本語教育能力検定試験によく出てくる「動詞」の分類のまとめです。 「動詞の分類」 1.「第一グループ・第二グループ・第三グループの動詞」 動詞を「活用」で分類します。 それぞれ、第一グループの動詞は「五段活用動詞」、第二グループの動詞は「一...
言語一般

名詞のまとめ

名詞には、 「が・に・を」を付けて文の中で働く。 「だ」「です」を伴って、文の述語になる。 「の」を付けて、次の名詞につながる。 などの機能があります。 「実質名詞」と「形式名詞」 名詞には「実質名詞」と「形式名詞」があります。 形式名詞は...
言語一般

形態素のまとめ

日本語の形態素(けいたいそ)に関するまとめです。 日本語教育能力検定試験にもよく出題されます。 「形態素」 日本語の形態素(けいたいそ)とは、意味を担う最小の単位で、それ以上分けられないものです。 たとえば、「山桜」という単語は、「やま(y...
言語一般

音韻論のまとめ

音素とは、意味の違いをもたらす音の単位のこと。音素は「ミニマル・ペア」を使うことで判定できる。 例: 坂ー「s」が音素1 中―「n」が音素2 「s」と「n」で別の意味になるので、「s」と「n」はそれぞれ別々の音素となる。 一方、 「lame...
言語一般

通時態と共時態のまとめ

日本語教育能力検定試験に出題されることのある、「通時態 (diachrony)」と「共時態 (synchrony) 」について紹介します。 「通時態」=時代の流れによる変化 通時態は、時代の流れによる変化に注目することです。ある言語が過去と...
言語一般

ラングとパロールのまとめ

ラング(langue)とパロール(parole)は、言語学者のソシュールが考えた言語学上の区別です。 ソシュールは言語にはラングとパロールの2つの側面があると考えました。 ラングとパロールの違いは? 簡単に言うと、ラングは文法などの言葉の規...