試験まとめ

音声・聴解

日本語のアクセントの型(平板型、尾高型、頭高型、中高型)の特徴、種類

日本語のアクセントの型の特徴、種類を紹介します。 アクセントの型は、平板式と起伏式に分かれます。 1.平板式 平板式はアクセントの核がないものです。平板式の型は平板型の一種類のみです。 平板型(ひらいたがた) 平板型は最初の1拍目だけが低く...
言語一般

女房詞まとめ

試験に時々出る「女房詞(にょうぼうことば)」のまとめです。 「女房詞」とは、室町時代に宮中に仕えた女房たちが使った隠語的な言葉です。その後町人にも広がり、現代でもよく使われます。 特に、食べ物と体に関する表現が多いです。 頭に「お」(「お ...
言語一般

オースティンの3つの言語行為とサールの間接発話行為とは?

試験に出るオースティンの言語行為を簡単に紹介します。 オースティンは言語行為を発語行為、発語内行為、発語媒介行為の3つに分類しました。 1.発語行為 伝達を目的として、意味のある文を話すことです。 例:「寒いね」と言うこと 2.発語内行為 ...
言語と社会

ダイグロシアの特徴、例

試験によく出るダイグロシアを紹介します。 ダイグロシアとは? ダイグロシア(二重言語併用)とは、1つの社会で2つの方言または言語を使用する状況です。 日常会話で用いられる言語は、低変種(「L変種」または「low変種」)と呼ばれます。 2番目...
言語と心理

トップダウン処理とボトムダウン処理とは

言語処理のトップダウン処理とボトムダウン処理を紹介します。 トップダウン処理 トップダウン処理は、背景情報(文章のタイトルや挿絵、会話の状況など)から、聞いたり読んだりする文章の意味を予測・推測します。そして、その予測を基に検証を行い、正し...
言語と心理

バイリンガル教育のまとめ

バイリンガル教育のまとめです。 バイリンガル教育とはバイリンガルの子どもに対する教育、またはバイリンガルの子どもを育てる教育のことです。 バイリンガル教育の種類 バイリンガル教育には、二言語使用に消極的なバイリンガル教育と、積極的なバイリン...
社会・文化・地域

ニューカマーのまとめ

日本語教育能力検定試験によく出るニューカマーのまとめです。 ニューカマーとは? 1970年代以降に来日し、長期滞在する外国人のことです。 英語の「newcomer」ですね。 ニューカマーの登場以降、日本語学習者の多様化が急速に拡大しました。...
言語と教育

ナチュラルアプローチの概要と目的、原則、デメリット

日本語教育能力検定試験に出る、ナチュラルアプローチを紹介します。 ナチュラルアプローチとは? ナチュラルアプローチは、1970年代後半から1980年代初頭にスティーヴン・クラッシェン とトレイシー・テレルによって開発された言語教育の方法です...
言語一般

グライスの協調の原理とは?

グライスの協調の原理は、イギリスの哲学者・言語学者のポール・グライス(Herbert Paul Grice)が提案した会話の原理です。 これは、会話を効率的に進めるために人が暗黙的に従う(または従うべきである)戒律のようなものです。この原理...
言語と教育

異文化シュミレーション(バーンガ、バファバファ、エコトノス、アルバトロス)まとめ

日本語教育能力試験によく出る、異文化シュミレーションのまとめです。 日本語教師は外国人を相手にするので、異文化コミュニケーションが重要です。 実際に経験する機会はないかもしれませんが、知識として知っておくといいかもしれません。 1.「バーン...