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言語と教育

戦後の学習観(行動主義、認知主義、構成主義)

老人と若者では、学校での勉強の仕方や先生の指導方法は違いますよね。学習観は時代によって異なります。そこで、戦後の学習観の変遷を紹介します。行動主義→認知主義→構成主義の順番です。(1)行動主義行動主義(こうどうしゅぎ)は、行動心理学の考え方...
言語と教育

ポートフォリオ評価とは?

学習者を評価する方法はテストが一般的ですが、それ以外の評価方法もあります。最近広く行われ始めているのが、ポートフォリオ評価です。ポートフォリオ評価とは、テストの点数だけでは評価しきれない能力を正確に評価する方法です。ポートフォリオ評価の方法...
言語と心理

誤用(グローバルエラー、ローカルエラー、言語間エラー、言語内エラー)

誤用(グローバルエラー、ローカルエラー、言語間エラー、言語内エラー)について紹介しますミステイクとエラー第二言語の学習者の誤用には、ミステイク(間違い)とエラー(誤り)があります。ミステイクは学習者の体調不良や不注意などが原因の誤用で、エラ...
試験関連情報

高齢のほうが向いている?日本語教師が年齢に関係なく働ける5つの理由

日本語教師のメリットの一つは、年齢が若くなくても働ける点です。60代70代で働いている人も珍しくありません。さらに、経験もあまり問われないので、何歳からでも始められます。たとえば、以下の求人は関東の日本語学校の求人です。70代の人も活躍して...
平成28年度

平成28年度日本語教育能力検定試験解説:試験Ⅰ

「平成28年度 日本語教育能力検定試験 試験問題」の試験Ⅰの解説です。試験Ⅰ問1の答え:4調音法の違いを答える問題です。だけはじき音です。はじき音は、舌を歯茎または口蓋にはじくことで生じる音です。ほかの、、、は摩擦音です。以下の図を見るとわ...
言語一般

連体修飾の内の関係と外の関係とは?

連体修飾節の内の関係と外の関係について簡単に紹介します。連体修飾節とは?連体修飾節とは、動詞や形容詞などの用言が連体形で名詞を修飾する文節です。一般的に次のような構造をとります。述語の連体形 + 被修飾名詞(底の名詞)例:昨日読んだ本は面白...
試験関連情報

高校、短大、専門卒の人は日本語教育能力検定試験に合格するのがおすすめ

最近の法務省による新基準で日本語教員の要件の一つが変更されました。法務省告示の日本語教育機関で日本語教師として働くには、420時間の講座を修了+学士の学位(4年生大学の卒業資格)が必要です。「学士の学位を有し,かつ,日本語教育に関する研修で...
言語と教育

日本語教育の「シラバス」まとめ

日本語教育能力検定試験によく出るシラバスをまとめました。シラバスとは?シラバスとは「教師が学生に示す講義・授業の授業計画」のことです。大学などで勉強すると、大きなシラバスの本を見て、受ける講義を選びますよね。日本語教育にもシラバスがあります...
言語一般

日本語の「ている、てある、ておく、てみる、ていく、てくる」の用法は?

日本語の「ている、てある、ておく、てみる、ていく、てくる」の用法を簡単に紹介します。ている1.継続動作・出来事の継続を表します。 今、雪が降っている。2.変化の結果の状態 ドアが開いている。ドアが開いた結果、ドアが開いた状態のままになってい...
言語一般

従属節の中の述語におけるル形と夕形文は、主節とは異なる働きをする

従属節の中の述語におけるル形と夕形文は、主節とは異なる働きをします。・・・とこれだけ言われても一体何のことやらわからないですよね。そこで、簡単に例を紹介します。節とは?まず、「節」とは述語(動詞など)を持った言葉の集まりです。たとえば、以下...