言語一般

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日本語の擬音語と擬態語の特徴と違い

日本語には「擬音語(ぎおんご)」と「擬態語(ぎたいご)」があります。 それぞれどう違うのでしょうか。 「擬音語」 物が発する音を文字で表現したものです。実際に音が聞こえる点がポイントです。 ワンワン(犬の鳴き声) メーメ...
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日本語の継続動詞と瞬間動詞とは?

日本語の動詞に「継続動詞(けいぞくどうし)」と「瞬間動詞(しゅんかんどうし)」があります。 この2つの動詞の特徴と違いを紹介します。 「継続動詞」 継続動詞は「動作が終わるのに時間のかかる」動詞です。 継続動詞のて形に「いる...
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漢字の成り立ちと分類まとめ -「六書」

「漢字」はその成り立ちや用法により6つに分類されます。 これは古代中国で許慎(きょしん)という人が行った分類です。「六書(りくしょ)」と呼ばれます。 最近の試験にも出ていたので、簡単にまとめました。 1.「象形(しょうけい)文字...
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日本語の「は」と「が」の違いは?

日本語の「は」と「が」の違いは何でしょうか? 普段は気にせず使っていますが、いざ説明しようとすると難しいように思われます。 日本語を教える際の使い分けとしては、主に3つの説明があるようです。 1.「文の情報」 新しい情報には「が」を...
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日本語の「与益表現」とは?

日本教育能力試験の過去問題で「与益表現」という言葉が出てきました。 よくわからなかったので調べると、与益表現とはどうやら「「~てあげる」「~てさしあげる」などの恩恵を与えることを示す形式」のことを指すようです。授受表現の1つなのかもしれま...
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日本語の助詞のまとめ

助詞とは、単独では使えず、非自立的な語。必ず他の語(名詞・動詞・形容詞など)に付属して現れる。 代表的な助詞は、「が」「を」「に」「の」「と」など。 助詞の分類 1.「格助詞」 格助詞は、主に名詞について、その名詞と他の語(他の名詞、...
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日本語の指示詞まとめ

日本語教育能力検定試験によく出題される指示詞をまとめました。 指示詞は、話し手のいる「地点」と「状況」をもとにしてものを指し示す機能を持つ語です。 特に、「こ、そ、あ」の使い分けがポイントです。 具体的に言うと、「これ」「それ」「あれ...
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副詞のまとめ

日本語の副詞のまとめです。 副詞は、動詞や形容詞を修飾する。動きの様子を説明したり、程度を表したりするものです。 副詞には、「情態副詞」「程度副詞」「陳述副詞」があります。 「情態副詞」 情態副詞(じょうたいふくし)は、動詞を修飾し...
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イ形容詞とナ形容詞まとめ

形容詞には「イ形容詞」と「ナ形容詞」があります。 「イ形容詞」 イ形容詞は、名詞を修飾するときに「~い」の形になる形容詞です。 例:「寒い」「まずい」「小さい」「いい」「赤い」など *イ形容詞は数が限られる 名詞の修飾例:「寒...
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言語類型論(タイポロジー)まとめ

言語類型論には、「形態的類型論」と「統語的類型論」があります。 「形態的類型論」 形態的類型論から見た言語のタイプは以下です。 1.「膠着語(こうちゃくご)」 単語に「助詞」や「助動詞」などをくっつけて文章を作るタイプ。切れ目がはっきり...