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言語と社会

ダイグロシアの特徴、例

試験によく出るダイグロシアを紹介します。 ダイグロシアとは? ダイグロシア(二重言語併用)とは、1つの社会で2つの方言または言語を使用する状況です。 日常会話で用いられる言語は、低変種(「L変種」または「low変種」)と呼ばれます。 2番目...
言語と心理

トップダウン処理とボトムダウン処理とは

言語処理のトップダウン処理とボトムダウン処理を紹介します。 トップダウン処理 トップダウン処理は、背景情報(文章のタイトルや挿絵、会話の状況など)から、聞いたり読んだりする文章の意味を予測・推測します。そして、その予測を基に検証を行い、正し...
言語と心理

バイリンガル教育のまとめ

バイリンガル教育のまとめです。 バイリンガル教育とはバイリンガルの子どもに対する教育、またはバイリンガルの子どもを育てる教育のことです。 バイリンガル教育の種類 バイリンガル教育には、二言語使用に消極的なバイリンガル教育と、積極的なバイリン...
社会・文化・地域

ニューカマーのまとめ

日本語教育能力検定試験によく出るニューカマーのまとめです。 ニューカマーとは? 1970年代以降に来日し、長期滞在する外国人のことです。 英語の「newcomer」ですね。 ニューカマーの登場以降、日本語学習者の多様化が急速に拡大しました。...
言語と教育

ナチュラルアプローチの概要と目的、原則、デメリット

日本語教育能力検定試験に出る、ナチュラルアプローチを紹介します。 ナチュラルアプローチとは? ナチュラルアプローチは、1970年代後半から1980年代初頭にスティーヴン・クラッシェン とトレイシー・テレルによって開発された言語教育の方法です...
言語一般

グライスの協調の原理とは?

グライスの協調の原理は、イギリスの哲学者・言語学者のポール・グライス(Herbert Paul Grice)が提案した会話の原理です。 これは、会話を効率的に進めるために人が暗黙的に従う(または従うべきである)戒律のようなものです。この原理...
言語と教育

異文化シュミレーション(バーンガ、バファバファ、エコトノス、アルバトロス)まとめ

日本語教育能力試験によく出る、異文化シュミレーションのまとめです。 日本語教師は外国人を相手にするので、異文化コミュニケーションが重要です。 実際に経験する機会はないかもしれませんが、知識として知っておくといいかもしれません。 1.「バーン...
言語と心理

学習ストラテジーのまとめ

学習ストラテジーは、学習者が言語を勉強するときに用いる戦略(ストラテジー)です。 オックスフォードは、これを「直接ストラテジー」と「間接ストラテジー」に分けました。 試験にもよく出題されます。また、自分が勉強するときにも役に立つ内容です。 ...
言語一般

日本語はSOV。統語的類型論から見た言語のタイプ

英語の勉強で、SVOを勉強しました。 統合的類型論は、このS(主語)O(目的語)V(動詞)の語順で言語を分けます。 世界の80%は、SOVで分類できます。 ちなみに日本語はSOVです。 「SOVタイプ」 「S(主語)」+「O(目的語)」+「...
言語一般

文脈指示の「これ」「あれ」「それ」のイラスト

日本語の「文脈指示」のイラストを作成しました。 「これ」「あれ」「それ」を説明します。 イラストはご自由にお使いいただけます。 「これ/this」 「これ」は話し手に近いものを指します。これが指しているのは本です。 「それ/that」 「そ...