試験まとめ

音声・聴解

日本語の「口蓋化」とは?

日本語教育能力試験の勉強をしているとよく「口蓋化(こうがいか)」という言葉が出てきます。 いままで説明を読んでもなかなか理解できなかったのですが、どうやら単純に調音点が硬口蓋(こうこうがい)の位置に変わることです。 ちなみに硬口蓋の場所はだ...
言語一般

日本語の「与益表現」とは?

日本教育能力試験の過去問題で「与益表現」という言葉が出てきました。 よくわからなかったので調べると、与益表現とはどうやら「「~てあげる」「~てさしあげる」などの恩恵を与えることを示す形式」のことを指すようです。授受表現の1つなのかもしれませ...
言語と教育

ダイレクトメソッドと関連する教授法

ダイレクトメソッド(直接法)とその関連する教授法を紹介します。 ダイレクトメソッド(直接法) ダイレクトメソッドは、20世紀初め、ヨーロッパで外国語教育における公認された教授法です。 特徴は「音声を重視する」「語彙や文法は文脈の中で帰納的に...
言語と教育

ナチュラルメソッドの教授法 -「サイコロジカルメソッド」と「ベルリッツ・メソッド」

ナチュラルメソッドとは、幼児の母語習得に着目した教授法です。 ナチュラルメソッドには、サイコロジカルメソッドとベルリッツメソッドがあります。 この2つを紹介します。 1.「サイコロジカルメソッド(psychological method)」...
言語と心理

バイリンガリズムと分類まとめ

バイリンガルは、言語能力、言語使用、言語習得時期、文化習得の違いで分類できる。 1.「言語能力/技能」/「熟達度」 「言語能力/技能」 バイリンガルの能力/技能は、それぞれ以下の分類で分けられる。 1.「受容技能」 2.「産出技能」 3.「...
言語と心理

クラッシェンの第二言語習得の5つの仮説

言語学者のクラッシェンは、第二言語習得で中心となる仮説を5つあげました。 それぞれ、1.「習得・学習仮説」、2.「自然順序仮説」、3.「モニター仮説」、4.「インプット仮説」、5.「情意フィルター仮説」の5つです。 1.「習得・学習仮説」 ...
音声・聴解

日本語の調音点まとめ

「調音点(ちょうおんてん)」とは、口の中で呼気の妨害をする位置のことです。 調音点は複数あり、発音する音によって異なるようです。 調音点の名前と位置、その特徴は以下です。 1.「唇、歯、歯茎」 両唇=フ・パバマ行の音 歯茎=サ・ザ・タ・ダ・...
音声・聴解

日本語の拍・モーラと音節のまとめ

日本語の「拍・モーラ」と「音節」について紹介します。 拍・モーラと音節は似ているように見えますが、微妙に違うので注意が必要です。 1.拍・モーラ 日本語のリズムの基本的な単位を、拍(はく)またはモーラと言います。 仮名1文字が1拍となります...
言語一般

日本語の助詞のまとめ

助詞とは、単独では使えず、非自立的な語。必ず他の語(名詞・動詞・形容詞など)に付属して現れる。 代表的な助詞は、「が」「を」「に」「の」「と」など。 助詞の分類 1.「格助詞」 格助詞は、主に名詞について、その名詞と他の語(他の名詞、あるい...
言語一般

日本語の指示詞まとめ

日本語教育能力検定試験によく出題される指示詞をまとめました。 指示詞は、話し手のいる「地点」と「状況」をもとにしてものを指し示す機能を持つ語です。 特に、「こ、そ、あ」の使い分けがポイントです。 具体的に言うと、「これ」「それ」「あれ」です...